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クルーズ番外編 その6 [クルーズ]

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写真はマウイ島のハレアカラクレーター、標高は3,055m、2001年宇宙の旅のロケ地としても有名です。


バスで、一気に頂上まで登ります、風が強くトレッキング用の靴とウインドブレカーは持参して下さい。


頂上に着くと感動の風景が広がります、雲海が眼下に見え、映画のロケ地にもなったクレーター、そしてここでしか見られない銀剣草など別世界が広がります。          


 


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バスの中は会話こそ出来ませんが、和気あいあいとした雰囲気です。


ガイドが自己紹介しろと言っています、隣の老夫婦はカナダのトロントから来たと、その他オーストラリア人、元気な台湾人のおばさんグループ、英語が出来ないイタリア人などです,日本人は私達夫婦だけ、圧倒的にアメリカ人が多数を占めています。


その中にボストンから来た夫婦がおりました。丁度その年(3013年6月)にボストンレッドソックスが、上原などの活躍もありワールドチャンピオンになった時です。


私が上原って言ったら、ボストンの夫婦が大変喜んでくれて、バスの中は大いに盛り上がりました。言葉は通じないけどなんとかなるものです。


アメリカ人にとっても、ハワイは憧れの地なんです。


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バスガイドが撮影ポイントで順番に記念写真を撮ってくれるのですが、カップルはキスしろと言うのです。まいったな、日本人は夫婦といえども人前でキスなんかしない、と言いたかったのですが私の拙い英語力では通じるはずもなく、躊躇しておりました。


そうしたところ周りからブーイングの嵐です。


アメリカ人には信じられないでしょうが、その時はじめて人前でキスしました。


私より英語が出来ないイタリア人夫婦は、身振り手振りで皆を笑いに誘います。


言葉は通じなくても、こんな楽しい体験は初めての経験です。日本人同士のツアーでは体験できない貴重な体験をしました。


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例のJ旅行社の添乗員付ツアーバスと隣同士になることがありましたので、2~3度声を掛けました。するとまるで異星人でも見るかのような目つきです。同じ日本人だと思ったのですが、どうも相手はそう思わなかったようです。日本人同士で固まると他が見えなくなるのかとがっかりさせられました。


それ以外の日本人ツアー客は、境遇が同じせいか船で出会うと、今日は何処へ行ったとか、どこそこは良かったとか、大変だったとか、たちまち情報交換です。同じような体験をしているようでした。


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部屋にはバスタブは無く、シャワーのみです。


お風呂が恋しいので、ジャグジーに入りたいと、近くまで行ったのですが、日本男児遅れを取りました。私の倍はあろうかと云う恰幅のある、アメリカのご婦人方の間に入る勇気はとてもありません。


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ともかく、そんなこんなで忘れられない貴重な体験をし、思い出となりました。

そのおかげで、船旅が病みつきになったと言う訳なんです。

船から見える水平線、朝日が上がり、そして夕日が沈む、どれをとっても感激します。
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ひとまずこの話は、これでおしまいです。

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クルーズ番外編 その5 [クルーズ]

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プライド・オブ・アメリカ   

 総トン数80千トン  乗客定員2,186名  船籍アメリカ

ノルエージャンクルーズラインの船で、カテゴリーはカジュアル船です

ノルエージャンジュエルと同じで、ドレスコードは無く、好きな時間に食事が出来き、肩の凝らない気さくさが売りの船です。

2013年10月19日にホノルルより9日間の旅に出かけました。

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ホノルル空港の到着ロビーは、日本人で溢れていました、当然この船にも沢山の日本人が乗り込んでいるのだろうと思っていました。


乗船して直ぐに、この船のクルーで、唯一の日本人、みどりさんが、日本人乗客を集めて、船内説明会を行ってくれました。

そこに集まった日本人は40数名、船の乗客は2,000名、ほぼ満席状態です。

そこにたったの50名弱、しかもその内、30名はJ旅行社の添乗員付きツアー客です。

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そもそもK社に添乗員付ツアーを申し込んだのですが、2週間前に連絡があり、人数が集まらなので添乗員ツアーは開催出来ないと連絡がありました、費用も当初より高くなると言うのです。
船には日本人クルーがいるし、日本語ツアーがあるから心配ありませんよと旅行社の人が云うのでそれならいいかと思って参加しました。
しかし、予想は裏切られました。日本語ツアーは規定人数に達しない為、開催出来ませんと通告です。

我々のような一般のツアー客20人弱は英語ツアーに参加してくださいと、それを聞いて、皆動揺しました。その時は、J旅行社の添乗員付きツアーが羨ましくなりました。

日本人は少ないし、ましてガイドは英語のみ、日本語のイヤホンもありません。アメリカのど真ん中に放り込まれたような気分です。

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部屋は、内側窓無しの一番安い部屋です。

出航する時に避難訓練があり、その後に、出航を祝うパーティー、セイルアウエーパーティーが開かれます。

楽しみにしていましたが、旅の疲れと時差でつい寝込んでしまい気が付いたら朝になっていました。窓がないので時間の感覚が判らないのです。


毎日、英語と日本語のイベントの内容などが書かれた新聞が部屋に届けられます。それを見て今日はどうしようかと。

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こちらはエクスカーション(現地ツアー)の内容で、金額も書かれてあり事前に申し込みます。

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申し込み書は日本語用がありますが、日本語が通用するのはそれだけ、後は全部英語です。

毎日いろんなツアーがあるので、自分がどのバスに乗るのか最初から一苦労です。

私のブロークン英語と身振り手振りでなんとか出発です。

こちらはカウアイ島、ワイルア川の観光船内です。

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当然ガイドは英語ですから、ほとんど意味がわかりません。

ガイドがテンオークロックとかファイブオークロックとか、やたら時間のことばかり云うのでなんだろうと思っていました。

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終わりの頃になってやっと、気付いたのです。

ライトサイドの10時方向を見ろ、レフトサイドの5時方向を見ろと云っていたのです。

気付くのが遅かった、きっとその方向に観光名所があったんだと。

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えー皆さんなんで、苦労したのに忘れられないクルーズ旅行になったのか、不思議でしょう。

その答えは次回に。




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クルーズ番外編 その4 [クルーズ]


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今回の話は、私が7年前、初めてクルーズ船に乗って、病みつきになった話です。

その船は、「プライド・オブ・アメリカ」と言うノルエージャンクルーズの船で、ハワイ4島を8日間かけて回ります。 何故、船に乗ることになったのかは、前回の話を見てください。

それまでの海外ツアーはガイド付きのツアーがほとんどでした。英語がからっきし苦手な私が、まあハワイなら日本人も沢山いるから、単独ツアーでいいだろう思って気楽に出かけた訳です。

それが、色々とハプニングだらけでた。

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ホノルル空港、現在のダニエル・イノウエ空港ですが(3年前に名称が変わりました)

飛行機から降り立った時からハプニングの連続です。

ホノルル空港、今は看板は変わってます。

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某大手旅行社の子会社でクルーズ専門の旅行社に、飛行機や船の手配をお願いしました。

もちろんガイドはおりませんから、案内の書いたパンフレットを見ながら、自分で行動しなければなりません。 そこには送迎バスで、一旦その旅行代理店まで行き、それから乗船する手はずになっていました。

船から見たホノルル

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某大手旅行社の送迎バスに乗ろうとして、案内係に申し込んだら、ここは違うと言うのです。

こんな会社は知らないと、え~、某大手旅行社の子会社だよと言っても通じません、 受け付けてくれないのです。

困り果てて、案内にあった電話番号に電話しようと思いました。

公衆電話から電話しようとしました、小銭はないのでクレジットカードで電話しようとしたのです。

カードを入れるとなにやら、話しています、何を言っているのか理解できません。多分ピンコードを入力しろとか何とかいっているんだと思いましたが、理解不能です、電話はあきらめました。

こちらは帰ってきた時写した、ホノルルの海岸

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こうなったら、タクシーで向かうしかないかと半分あきらめかけていました。

しかし、ふと見ると受付の看板に、某大手旅行社の名前の下に、小さく子会社の名前が書いてあります。

受付にコレコレと案内書を見せてなんとかバスに乗車しました。

代理店に着いてその旨を話したら、担当者は平身低頭です。なんでも受けつけの人間はアルバイトだそうで、教育が出来てませんとのことでした、ちゃんと教えてくださいよ。

代理店から船まではリムジンで送迎です。

(そのためにリムジンにした訳ではなく、ツアーのルーティーンです)

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何とか無事に船に乗船できたのですが、またまたハプニングの連続です。

約束が違う、とまー色々ありまして続きは次回です。

船のエントランス

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カウアイ島のナパリコースト、プライド・オブ・アメリカから見ています。

下の写真、私に断り無しにある会社のポータルサイトに使われています。

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ユーチューブの動画のチャンネル紹介動画こちらも見てください。 https://youtu.be/raw01Dxck7U




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クルーズ番外編 その3 [クルーズ]

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上の写真は、プライド・オブ・アメリカの図書室に飾られていた当時の船の模型 女房殿が50年前に乗った、クリーブランドの話、前回の続きです。

アメリカン・プレジデント・ラインズ社の船はプレジデント・ウィルソンが有名で、姉妹船のプレジデント・クリーブランド、とともに日本-アメリカ間を結ぶ太平洋航路の客船として運行されていました。

クリーブランドは1万5千トン ちなみに、氷川丸は1万1千トンです。

現代のクルーズ船は、飛鳥Ⅱが5万トン、今年2月に乗ったクァンタム・オブ・ザ・シーズが16万8千トンですから、いかに小さな船で太平洋を渡ったか。

ただ、フェリーのサンフラワーが1万3千トンですから現代のフェリーといった感じだと思います。

写真は横浜に係留されている氷川丸

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このクリーブランドと言う船は、調べてみると、第二次大戦時輸送船として建造されたようです。完成した頃には戦争は終結しており、結局太平洋航路の客船として就航することとなったものです。

写真は氷川丸の内部の展示パネル

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現代の船にある揺れ防止装置などは無く、小さな船で太平洋を渡った訳です。

女房殿が乗った時は、台風の影響で時化が続いたそうで、乗って3日間は船酔いで食事ものどを通らず、ひたすた船室で寝ているだけ、船に乗ったことを後悔したそうです。

当時、太平洋を横断するのは、飛行機ではなく、船が一般的な時代です。 乗客の大半はアメリカ人ですが、日本からアメリカに渡る留学生やハワイの日系人なども乗っていたそうで。 その日系人のおばさんから、石ころみたいな船酔いの薬をもらって飲んだら、ぴたり船酔いが治まったそうです。

その後は忘れられない船旅になった訳です。

写真が氷川丸の客室、同じような段ベットに泊まりました。

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女房殿は十代の時、友達と二人でハワイまで船旅をした訳ですが若い二人は目立つ存在で、乗客や船員にペットのようにして可愛がられたようです。

(多分可愛かったんでしょう、残念ながら今ではその面影はありませんが)

氷川丸の1等特別船室にはチャップリンも泊まりました。

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氷川丸の操舵室、私も船長になった気分です。

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当初の計画ではハワイから日本船(女房殿は氷川丸と思っていますが、50年前には運航停止しており別の日本船だと思います)で帰る予定でした。

ところが運が良いことに、行きの船のビンゴゲーム大会で結構な額のお金が当たったのです。あまりの高額だったので船長に返そうと思ったそうです。

純粋だったんです、船長は正当なお金だから返さなくていいよと言ってくれました。 そのお金を基に、日本船をキャンセルし、ハワイでクリーブランドがサンフランシスコから折り返して来るのを待つことにしたのです。

当時、クリーブランドは、サンフランシスコ ~ ホノルル ~ 横浜 ~ 神戸~ マニラ ~ 香港 を周遊していました。

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サンフランシスコ から折り返して来たクリーブランドは、残念ながら全員クルーが入れ替わっていました、船長以下、行きのクルーは誰一人乗っていなかったそうです。

それはそれで、又行き以上に楽しい思い出になったとか。

船で知り合いになった、ハワイの日系人の家に泊まって、観光して歩いた話とか、思い出は尽きないのですが。 次回は私の、ハワイ航路・プライド・オブ・アメリカに乗船した時の話をしましょう。

写真はハワイのタグボート、よく見ると女性が手を振っています。

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氷川丸の写真は主に2017年4月に写したものを使用しました。 氷川丸の入館料は:一般 300円 日本郵船歴史博物館とのセット券 一般 500円          シニア200円                シニア 300円 日本郵船歴史博物館は残念ながら休館しています。 下のブログランキングの写真変えてみました。こちらももよろしくお願いします。


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クルーズ番外編 その2 [クルーズ]

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近年、日本に来る外国船が増えています。
日本を母港として活動している、ダイヤモンドプリンセスに、コスタネオロマンチカだけでなく、ロイヤルカリビアンやノルエージャン、それからゲンティンクルーズなどが、続々と日本にやってきます。(今年はコロナの為、運行中止ですけど)

それだけやって来るのは、日本のクルーズ人口が増えているからかと思いますが、実際はそれほど増えている訳ではありません。
ある船のコディネーターの方が話していましたが、船旅をする人はリピーターが多くを占めるそうです。
その人達が底辺となって、中国人など、インバウンドの人達が増えているためで、クルーズ会社もその市場を狙って、続々日本にやって来る訳です。

コスタクルーズ社は、日本を母港とするコスタネオロマンチカ56千トンを、来年85千トンの大型客船、コスタ メディタラニアに転換し集客のUPを図る計画です。
写真はコスタネオロマンチカ
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話題は変わりまして、私がなぜ船旅に興味を持つようになったか、お話ししましょう。
私が会社を定年となりまして、女房殿のかねてからの約束で、ハワイクルーズに行く約束をしました。

実は女房殿が若かりし十代の時、船旅の経験がありまして、私はその楽しかった思い出を何度となく聞かせれておりました。

私も定年の折(その後再就職しましたが)たまには女房殿のたっての願いを聞いて、付き合ってやろうかと。それまで船にはたいして興味はありませんでした。
その時乗った船が、ノルエージャンクルーズのプライドオブアメリカと言うハワイ4島を回るクルーズ船でした。
写真はその時のプライド・オブ・アメリカの船上
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女房殿が約50年前に乗った船が、アメリカン・プレジデント・ラインズ社の「クリーブランド」と言う船です。
アメリカン・プレジデント・ラインズ社、APL社は現在はクルーズ事業はやっておらず、コンテナ船の運航をしています。
当時の船の絵葉書
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こちらはプライド・オブ・アメリカの図書室に飾られていた、当時の船の模型
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船内の模様です、若かりし頃の女房殿も写っていますが、当時の面影は残念ながらありません。
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当時はパッセンジャーリスト、乗船名簿を作っていました、女房殿の名前もしっかり残っています。
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もうお分かりだと思いますが、あの岡晴夫が歌った「憧れのハワイ航路」の船なんです。
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女房殿の乗ったクリーブランド号は、太平洋を木の葉のように揺られてハワイまで行った話、帰りに氷川丸に乗るはずっだった予約をキャンセルして、クリーブランド号がサンフランシスコから戻ってくるのをハワイで待っていた話。
プレジデント・オブ・アメリカでは、ハプニングだらけでアメリカのど真ん中に放り出されたような気分になった話。その時のことが忘れられず病みつきとなった話。
続きは次回にします。
興味が無かったら話題変えますよ。



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クルーズ番外編 そのⅠ [クルーズ]

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写真は、オーストラリアのケアンズで偶然撮った、「オイローパ」世界最高峰のラグジュアリー船です。
写真のオイローパは28千トンの船で、オイローパ2が42千トン、ドイツ・ハパク・ロイド社の船でどちらも最高峰とされる船です。

船のカテゴリーは
1、ラグジュアリー船
 オイローパ、飛鳥Ⅱ、クイーンエリザベスなど、タキシード着用率が8~9割
2、プレミアム船
 ダイヤモンドプリンセス、セレブリティミレニアムなど、タキシード着用率が2~3割
3、カジュアル船
 クァンタム・オブ・ザ・シーズ、ノルエージャンジュエルなど、背広の着用率が3~6割

私が乗るのはもっぱらカジュアル船かプレミアム船ばかりです。
今年2月に乗ったクァンタム・オブ・ザ・シーズは、フオーマルデエーで背広を着ていたのは数名ほど、私は背広でしたが、場違いな感じさえしました。
写真はカジュアル船、クァンタム・オブ・ザ・シーズ
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どうしてもタキシードが着たい人は、船のレンタルもあります。
数に限りがあるので、早めに自分のサイズを言って申し込みすればオーケーです。
写真はプレミアム船、セレブリティミレニアム
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ラグジュアリー船、例えば飛鳥Ⅱのワンナイトクルーズとか短いクルーズであればそんなに料金は掛かりません。
写真はラグジュアリー船、アザマラクエスト
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私はコストパフォーマンス重視、と言うとカッコいいですが、単にお金が無いので。
同じ料金なら2~3泊ではなく7泊以上のカジュアル船の方がいいと思っています。
写真はカジュアル船、カーニバルミラクル
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それから、同じ船でも安い時があります。
その秘訣を教えます。
1、ポジショニング又はリポジショニング、を狙う
 船の配置転換と言います。
配置転換と言うと、船の活動拠点を移動する時、例えばMSCスプレンディダですが、昨年日本と中国/
上海を拠点に活動していました。
拠点を移すための航海ですが、空で移すよりは燃料などの維持費の為、安い料金で乗客を乗せ維持費を稼ぐものです。
昨年、横浜と上海の間3泊4日でバルコニー、2万円台でした、今年でも3万円台です。(帰りの飛行機代は別です)
ラグジュアリー船で3泊4日だと約20万円~30万円です。
とりあえず乗って見たい方にお勧めです。
写真はMSCスプレンディダと同型のMSCプレチーオーサ
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2、船のダンピングを狙う、つまり出発の直前にキャンセルで空きが出来た時、埋めるために格安で募集することがあります。
昨年、某旅行代理店が世界一周のチャータークルーズを企画しましたが、思うように人が集まらなくて四苦八苦していました。
噂では大分ダンピングしていたと言うことです。
写真はギリシャ/ミコノス島
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3、シーズンオフを狙う
本格的なバカンスシーズンはどうしてもクルーズ料金が高くなります。
シーズンオフはそれだけ値段も安くなります、ただ観光地は店が閉まったりして閑散としてますが。
写真はアドリア海の真珠と呼ばれるドブロブニク
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4、内側の部屋を狙う
バルコニーは無くても、泊まるだけと割り切ってしまえば船代安くすみます。部屋が違うだけで、食べ物も同じ、サービスに違いはありません。

写真はベニス、船から見たドカーレ宮殿
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前回のノルエージャンジュエルの話
2年前、ノルエージャンジュエルが初めて日本に来た時は、阪急交通のチャータークルーズでした、
チャータークルーズとは旅行業者が船を丸ごと貸切って、業者が運行するものです。当然満席となれば業者が儲かるという訳です。
特にゴールデンウイークは人が集まるので、狙いやすい訳です。この時のGWは阪急交通はもう一隻MSCスプレンヂダもチャーターしてました。
私が乗った1年前は、ノルエージャンも考えたのでしょう、チャーターでは無く、自主クルーズで行った訳です。
満員盛況でしたので、儲けたはず、今年も船を変え船会社の自主クルーズを行うはずでした。
残念ながらコロナ騒ぎで中止となりましたが。
写真はノルエージャンクルーズのプライド・オブ・アメリカ
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次回も続きます。

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2019年のゴールデンウィークはノルエージャンジュエルでした 横浜/帰国編 [クルーズ]

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5月5日   横浜/洋上編

2019年
4月27日横浜、山下ふ頭出発
  28日神戸
  29日終日クルーズ
  30日沖縄/那覇
5月 1日石垣島
   2日台湾/基隆
   3日終日クルーズ
   4日終日クルーズ
   5日横浜 下船

長崎で停泊しているコスタアトランチカで、コロナ感染者が出たことを以前に述べました。
華やかな表舞台を支える、クルーの人達は、今世界中で運行再開の為、船の保守管理の為、船に残って生活しています。
クルーズ船の裏舞台はどうなっているのでしょうか。

今回ノルエージャンジュエルで、ビハインドシーンツアー(船内舞台裏ツアー)に参加しました。
料金は、見せるだけなのに一人79$チョット高けど、船の調理場や食品倉庫、ランドリーやショーの舞台裏まで、普段見られない所を見学して回りました。
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ほとんどのクルーは東南アジアの人達です。
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前にも言いましたが、フィリピン、インドネシア、マレーシア、インド人の人達は良く働きます。
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作る料理が写真になっています。
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こちらは食糧庫
世界中から原料を取り寄せしています、もちろん日本産もあります。
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次はランドリー室
大型機械で毎日洗濯
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シーツやテーブルクロスは専用の機械で洗い、折り畳みまで行います。
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こちらはショ―のダンサー室
衣装は船備え付けで、演技者が変わると、演技者自身がサイズ直して着ているそうです。
クリーニングは水洗い程度とか。
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ここはクルーの質素な食堂
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船の寄港地のプレート、この船は主にオーストラリアを中心として活動しており。
今回は南半球から、シンガポール、日本、アラスカ、バンクーバー、サンフランシスコと太平洋を一周します。
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次は船の操舵室
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ハイテクの機械で操舵してます、すいませんだれか見学中に壊したみたいです。
見学ツアーはここまでです。
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次は私の好物、お酒です。
バルコニーで飲む日本酒なんていいですよ。
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お酒は船外から持ち込めません。持ち込んだら没収です、下船の時に返してくれます。
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バーの会計、バーに限らずどこでも現金は必要ありません、サインだけでオーケーです。
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こんな所で、音楽を聴きながら、お酒を飲むのもいいもんです。
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プールの水は海水を浄化したもので、船によってはかなり塩からい海水に近いものだったりします、この船はかなり浄化されてました。はいプールの水必ず舐めて確かめてます。
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前の日に開かれた、下船の説明会
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そろそろ横浜に近づいてきました、タグボートに先導されています。
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横浜には先にクイーンエリザベスが到着しています。
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去年のゴールデンウイーク、色々な船が横浜をにぎやかせました。
本来ならば今年も多くの船が、華やかにその姿を競ったはずでした。
こんな事態がくるとは思いもよりませんでした。
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皆さんはダイヤモンドプリンセスのコロナ騒ぎで、船は怖いと思われたかもしれません。
密閉された世界なので、ウイルスに弱いのかもしれません。
しかし、船の中の世界は。
第一に治安が良いこと、ヨーロッパの治安が悪い国でも一たび船に戻ればホットします。今まで船の中で犯罪に遭遇したことはありません。
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第二に、重い荷物を持って移動しなくてすみます、朝起きると寄港地が待っています。
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第三に、食事に気を使わなくてすみます、外国では言葉が通じない、メニューをみてもさっぱり判らず何を頼んでいいか、なんてことはありません。
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第四に、船上では毎日イベントやショーで楽しませてくれます。飽きるなんて事はありません。
こちらは、ダイヤモンドプリンセスでの模様
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コロナウイルスの終息を願っております。
有難うございました。
ノルエージャンジュエルのシリーズは終わりですが、次回も続きます。

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2019年のゴールデンウィークはノルエージャンジュエルでした  洋上編 [クルーズ]

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5月3日・5月4日   終日航海/洋上編

2019年
4月27日横浜、山下ふ頭出発
  28日神戸
  29日終日クルーズ
  30日沖縄/那覇
5月 1日石垣島
   2日台湾/基隆
   3日終日クルーズ
   4日終日クルーズ
   5日横浜 下船

いよいよ横浜に向け帰路に就くところです。
終日航海が2日間です。

船の前方をForward、真ん中をMidship,後方をAftと呼びます。
今回のクルーズは、いつもの航海よりも白波が立ち、荒れた日が多かったです。
そんな時は船のどの部分がいいのか、私なりに検証してみました。
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船の揺れは、左右の揺れをローリングといい前方側に起きます。
船の前方、とがった部分は、通常シアターになっています。
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真ん中に通常は船の出入り口があります。
写真は水先案内人パイロットが、港に近づいて来たとき、乗り込もうとしている時です。
航海中、動きながら乗り込むのは真ん中の入り口付近です。
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船尾側はピッチングで上下の揺れが起きます。
後方は、ほとんどの船はレストランになっています。
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現在の大型船はフィンスタビライザーと言う揺れ防止装置が付いています。(ちなみに装置を発明したのは日本人です)センサーで揺れを打ち消す装置です。ですから、普通まず大きな揺れは感じません。
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しかし波が荒れ、その波をかき分けて進む時、前方側に微妙に波にぶつかる揺れ、ローリングを感じます。
大型船は後方のピッチングはほとんど起きません。
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ショーのダンサーは船上でのローリング訓練を受けた人、慣れた人でなければ出来ないそうです。
これは別の船で撮ったものです。
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友達の部屋は前方のカーブした部分のバルコニーの部屋でしたが、波がぶつかる揺れで眠れなかったそうです。私は真ん中でしたので、寝ていて波のぶつかる揺れは感じませんでした。
写真はシアターで船長以下主要クルーの紹介です。
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通常は大丈夫ですが、荒れた時を考えると、前方部分は避けた方がいいでしょう。
又、船は時速20~30キロで進むため、前方は風も強く当たるのでバルコニーは注意が必要です。
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次に食事ですが、写真はビュッフェの模様です。
ビュッフェは朝が人が集中するので、席取り合戦になってしまいがち、しかしこの船は至る所にレストランがあり、そんなに混雑はありませんでした。
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他の船でもビュッフェは結構混みます。
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普通船では、レストランは時間と席が決められていて、航海中はいつも同じ席で食事します。
この船は自由で、制限はありません。空いていればどこでもオーケーです。
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メニューは日本語メニューと言えば、たいていの船に用意してあります。英語ができなくてもオーケーです。
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海を見ながら食事なんて、クルーズの醍醐味です。
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みんな乗船料金に含まれているので、なんでもオーケーです。
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但し、別途料金のかかる有料レストランもあります。
有料レストラン「モデルノ」ブラジリアン
写真はシュラスコ料理、食べ放題ですが、そんなにたべられません。
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以前、別の船で、飲み放題のドリンクパッケージ付きで食事した時、ウエイターが気前よくワインとビールを持ってくるのでつい飲みすぎてしまいました。
ツアーの疲れもあって、その後、食事が全く食べられなくなりました。同席した人から胃腸薬をもらい何とかなりましたが、この時、薬は持参しなければとつくづく思いました。
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まだまだ船上のことは書き足りません。
次回横浜帰航編(最終回)で続編を書きます、お楽しみに。

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2019年のゴールデンウィークはノルエージャンジュエルでした  台湾/基隆編 [クルーズ]

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5月2日台湾/基隆編

2019年
4月27日横浜、山下ふ頭出発
  28日神戸
  29日終日クルーズ
  30日沖縄/那覇
5月 1日石垣島
   2日台湾/基隆
   3日終日クルーズ
   4日終日クルーズ
   5日横浜 下船

今年のゴールデンウイークは我慢です、家にじっとしているのは寂しいもんです。
1年前のゴールデンウイークは大型の10連休、何処も大混雑でした。もちろん台湾も沢山の日本人であふれていました。

台湾の基隆港には朝8時頃到着、あいにくの雨模様でした。
横浜で同時に出港したMSCスプレンディダが1日前に到着していました。
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MSCスプレンディダの横を通って入港です。
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友達が乗っていたので合図しました。
残念ながら見えなかったようです。
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一昨年は十分・九分の観光でしたので、今回は半日(2時まで)の台北市内観光にしました。
故宮博物館は、大変な人で、有名な翡翠の白菜を一目見ようと長蛇の列、半日ツアーではゆっくり見れません。
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有名な白菜、これを見るのに長蛇の列
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故宮博物館、昔は撮影禁止でカメラは預けてから入場しましたが、今は撮影オーケーです。
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中正紀念堂
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蒋介石の像
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衛兵
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基隆夜市で食事、夜市と言っても2時過ぎです。蟹スープとおこわ、美味しゅう御座いました。
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ツアーから戻って、基隆中正公園に行って見ようと思ってましたが、残念ながら雨で断念。
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基隆港を出港、明日は終日航海です
次回は船のことを紹介します。

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まだまだ続きます。

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