クルーズ番外編 その6 [クルーズ]
写真はマウイ島のハレアカラクレーター、標高は3,055m、2001年宇宙の旅のロケ地としても有名です。
バスで、一気に頂上まで登ります、風が強くトレッキング用の靴とウインドブレカーは持参して下さい。
頂上に着くと感動の風景が広がります、雲海が眼下に見え、映画のロケ地にもなったクレーター、そしてここでしか見られない銀剣草など別世界が広がります。
バスの中は会話こそ出来ませんが、和気あいあいとした雰囲気です。
ガイドが自己紹介しろと言っています、隣の老夫婦はカナダのトロントから来たと、その他オーストラリア人、元気な台湾人のおばさんグループ、英語が出来ないイタリア人などです,日本人は私達夫婦だけ、圧倒的にアメリカ人が多数を占めています。
その中にボストンから来た夫婦がおりました。丁度その年(3013年6月)にボストンレッドソックスが、上原などの活躍もありワールドチャンピオンになった時です。
私が上原って言ったら、ボストンの夫婦が大変喜んでくれて、バスの中は大いに盛り上がりました。言葉は通じないけどなんとかなるものです。
アメリカ人にとっても、ハワイは憧れの地なんです。
バスガイドが撮影ポイントで順番に記念写真を撮ってくれるのですが、カップルはキスしろと言うのです。まいったな、日本人は夫婦といえども人前でキスなんかしない、と言いたかったのですが私の拙い英語力では通じるはずもなく、躊躇しておりました。
そうしたところ周りからブーイングの嵐です。
アメリカ人には信じられないでしょうが、その時はじめて人前でキスしました。
私より英語が出来ないイタリア人夫婦は、身振り手振りで皆を笑いに誘います。
言葉は通じなくても、こんな楽しい体験は初めての経験です。日本人同士のツアーでは体験できない貴重な体験をしました。
例のJ旅行社の添乗員付ツアーバスと隣同士になることがありましたので、2~3度声を掛けました。するとまるで異星人でも見るかのような目つきです。同じ日本人だと思ったのですが、どうも相手はそう思わなかったようです。日本人同士で固まると他が見えなくなるのかとがっかりさせられました。
それ以外の日本人ツアー客は、境遇が同じせいか船で出会うと、今日は何処へ行ったとか、どこそこは良かったとか、大変だったとか、たちまち情報交換です。同じような体験をしているようでした。
部屋にはバスタブは無く、シャワーのみです。
お風呂が恋しいので、ジャグジーに入りたいと、近くまで行ったのですが、日本男児遅れを取りました。私の倍はあろうかと云う恰幅のある、アメリカのご婦人方の間に入る勇気はとてもありません。
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